『新入社員』(2003年04月08日)
4月1日。私共の蔵にも初めての高卒新入社員が2名入った。
思えば40年近く前、初任給23300円で日本橋の酒問屋に見習い社員として採用してもらった時、来る日も来る日も社員教育の毎日だった。
「新入社員31名全員起立!1分経ったと思うものから着席」との指示。
教師は私に向かって「君が1番近くて64秒で着席した」と言い、さぞやお褒めを頂くのかなと思いきや
「今会社で欲しい人材は40秒前後で座る人間。20秒で座るせっかち人間は安心して仕事を任せられない。80秒で座るような奴は不必要」と断言。複雑な気持ちだったが今でも通じる話かも知れない。
特に礼儀作法は難しく、車に乗るときの乗り方、座席の順序、廊下を歩くときの歩き方、序列等々。
学校教育もさる事ながら社会教育の重要さは身にしみて感じている。
先輩から教わった事、自分で経験した事を心行くまで教え、立派な社会人になってもらいたいものだ。