『ルーツをたずねて〜寿司編』(2004年06月30日)
創業慶応2年という浅草の弁天山「美家古寿司」を訪ねた。
ガイドブックを見ての訪問だったので、その程度の知識しか無く、今風の店作りには一寸戸惑った。
しかし、親方と話せば話すほど老舗の雰囲気がひしひしと伝わってきた。
「緑濃き 柳寿ぐ 今年かな」の俳句から頭一文字をとって み や こ 寿司と名命。後に美家古の字を当てたとか。
何故江戸前と言ったか。
寿司1000年の歴史から見れば、文政七年(1824年)当時の江戸の繁華街である両国の回向院門前に出来た「興兵衛寿司」がそもそも江戸前寿司の始まりとか。
親方の話は興味をそそるものばかりであった。
「お好みですが、当店の寿司は味付けがしてありますので、お醤油が無くても召し上がれます」
との親方の説明にその通り頂いてみたらこれまた結構なお味で。
一丁前の寿司通になった気分で店を出た。