『寒地に銘醸あり』(2002年11月16日)
去る11月12日は大安で今年の“蔵入り”の日でした。
普段は大安、仏滅ということを気にしない生活をしていても伝統の行事となると話は別のようです。
夕刻には当地紫波町にある、日本三大稲荷の一つに数えられている『志和稲荷神社』で銘醸祈願のご祈祷をし、阿部宮司のお言葉を頂けば、その後の直会(なおらい)はいやがうえにも盛り上がるものを感じます。
昨日11月15日は、本年第1号の留添え仕込み。外気温0度、蔵内温5度という願っても無い気候条件でした。
実は、最近の温暖化現象に備える為に仕込み蔵に冷房装置を4基設置。また製氷機を購入して「備え万全」を期す構えでしたが、温暖化現象もどこへ行ったか『暖地に銘醸無し』と言われるそのとおり、東北の早々の厳しい寒さに喜びと戸惑いを感じながら、今のところ製氷機は保留にしています。
いずれにしても、今年も全国の地酒ファンの皆様に喜んでご愛飲頂ける酒造りに励みます。