『祝!東北新幹線八戸開通』(2002年12月17日)
武田信玄が好んで読んだ「人国記」という本の中で、陸奥を評して
「人の形相最も賎しうして、言詞卑劣なれども勇気は日本に比ぶ所もあるまじ」
という部分がある。
明治新政府に至っては「白河以北一山百文」と東北を蔑視した。
東北にはその悔しさを表すように、その名も「河北新報」があり、盛岡出身の平民宰相゛原敬は、俳号を「一山」と号して東北人の心意気を顕した。
この12月1日、東北新幹線が八戸まで開通した。
かって南部藩では九つの「戸」を作って馬産を奨励した。
元々は八戸も南部藩なので、習慣も方言も我々と非常に似たところがあり、今は他県ですが殊のほか親近感をおぼえます。
昭和30年代だったか、八戸で大火がありましたが、朝日新聞の“かたえくぼ”欄に
「八戸(はっこ)でも大火とは、大きくてもトランジスター汚職と言うが如し」と出ました。
最近では兵庫県尼崎の議員が出張先の八戸市を“はちどし”と読んでカラ出張がバレたそうです。
まだまだ、人の意識が北にないことを感じる出来事です。
さて気を取り直して、この東北新幹線八戸開通の祝賀ムードに便乗して我が蔵も元気を出していきたいものです。