Weblog Hiroko - 今日のひとりごと

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『酒粕の効用1』(2004年03月12日)

たまには皆さんのお勉強になることも書きましょうシリーズ(いつそんなのが出来たのか?)第1話「酒粕」
私たちの造る日本酒には必ず副産物として「酒粕」が出来ます。(酒粕が出来ない造りかたをする蔵もあるのであえて…)
その酒粕には、糖質、有機酸、アミノ酸、ビタミンなど数え切れない多くの栄養素を含んでいます。
さて日本酒の発酵は酒母で17,8日、もろみで20日から長いと40日近くも開放タンクという蓋の無いタンクで行われます。その長い期間じっくりとかかって空中のいろんな微生物と酵母が共生しながら日本酒が出来上がっていきます。
その発酵期間が終わり、ふねでお酒を搾ると濁ったお酒が出てきます。その濁ったお酒をタンクに入れて静置しておくと濁った部分が沈んできます。りんごやみかんなどのジュースも下に濁りが沈みますよね、あれです。その部分を集めたのが弊蔵では「滓酒」として予約限定で出荷されています。
日本酒のその濁り部分と清酒を取った後の酒粕には酵母がいっぱい含まれています。。ビールを造る過程でもこの滓が出ますけど、大手のビールメーカーではこの滓の部分にいる酵母を凝縮して錠剤にして販売しています。
そう考えると、わざわざその錠剤を買うことなく、酒粕や滓酒を飲むとその錠剤を服用するのと同じ効果が得られることになりますねぇ。
健康になりたくてお金を払うなら、酒粕を使ってお料理をして、酵母が生きたお酒を飲んで、のほうが楽しいですよねー。
というわけで、今日はその酒粕を使ったお料理をしてみます。美味しかったらこのシリーズ第2話でご紹介します。(美味しくなかったときは…)