Weblog Hiroko - 今日のひとりごと

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『月の輪の蔵について』(2004年07月13日)

今日は酒造りの神様を奉る「松尾神社」の例大祭です。
そしてウチの次女登美ちゃんの誕生日でもあります。
さて、今日は掲示板でゆみこさんがおたずねになっていた月の輪の規模などについて書きましょう。
弊蔵は明治19年(西暦1886年)創業し、現在118年目でございます。
現在の当主は、私の父にあたる方で横沢家初代の徳市から数えての7代目、酒造業では4代目でございます。
横沢家は酒造りを始める以前は「若狭屋」という屋号で麹屋を営み3代目の徳四郎が酒造りへの情熱から酒造業を始めたのです。この屋号から推察できる通り、若狭の国(現在の福井県)より移り住んだと聞いています。
蔵は明治蔵・大正蔵・昭和蔵と3棟からなっています。米が有り余る庄屋様が始めた裕福な蔵でなく、ただの情熱から始めた貧乏酒屋なので一回に立てる余裕が無かったのでは?と伺わせる建物構造です。ちなみに蔵続きの住居は昭和初期のものです。
蔵の中では昔からの道具たちも現役で活躍しています。木の甑・浸漬桶などの他、槽(ふね)と言われる旧式の搾り機が3槽並んでおり、そのどれもが現在でも使われています。
蔵の製造量は、最大期ではどのくらいだったのかわかりませんが、現在は平均して730石=約131キロリットルを製造しています。
ただし昨年15酒造年度は米の不作と米価の高騰により600石まで製造を減らしました。
秋に「造りを減らしたおかげで酒が無い!!」と騒ぐ予定なのですが、現在のところ売り上げは…。
頑張らねば!
ゆみこさん、この程度のご説明でよろしいですか?