月の輪
美しく醸す、秋。
月の輪

会社概要

社  名 有限会社 月の輪酒造店
代 表 者 代表取締役社長 横沢孝之
創  業 明治19年(1886年)
住  所 〒028-3303 岩手県紫波郡紫波町高水寺字向畑101
電話番号 019-672-1133
FAX番号 019-676-5011
ホームページ https://www.tsukinowa-iwate.com/
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事業内容 清酒及び自社酒粕を使用したしょうちゅうの製造
会社略歴 若狭(現在の福井県)出身の横沢家初代は、現在の地において麹屋を営んでおりましたが、横沢家4代目の徳市が酒造りへの情熱に燃え、酒造業を創業した1886年が月の輪の歴史の始まりです。
代々の当主は酒造りに携わっている事から平成3年より現蔵元(横沢家7代目)の横沢大造が当主と杜氏を兼ねるオーナー杜氏として酒造りの指揮を執っておりました。
平成17年11月1日に法人化した時点で横沢裕子が杜氏となり新体制での酒造りをしております。
会社理念 「企業としてではなく 家業として」
法人化した現在でもこの理念を持ち続け、常に伝統の継承と技術の革新を目標に掲げ、日本酒造りには不向きと言われるもち米を100%使用した純米酒の製造や、原料の米を最大限に利用するしょうちゅうの製造にも取り組むなど新しい事に挑戦し続けております。
「月の輪」の由来 源頼義、義家父子が厨川の柵に安部貞任を攻略に来た時に3万2千の軍団を偵察のため宿営させたのが現在の蜂神社にあたる場所で、蔵の近くにあります。
義家は兵士、兵馬のための飲料を得るために池を掘ったそうです。たまたま9月15日の月夜に源氏の旗に描かれた日月が池に写り、金色に輝いたといい、これを見た将軍頼義は兵士一同に「これ厨川柵攻略の吉兆なり、直に進軍せん」と命を下し、17日には厨川を陥落させました。
後に陸奥守鎮守府将軍藤原秀衡がこの池を訪れ、その吉兆の話を聞いて池を円形に修理しその中に太陽と三日月を模った島を作ったのが今に残されており、これを「月の輪形」と呼んだと伝えられています。
現在この「月の輪形」は紫波町の史跡に指定されております。